C A M E R A 〜役割と使い手のスキル〜

新年あけましておめでとうございます。

この度初めて記事を書かせていただく岩見と申します。

2010年がスタートして早くも半月以上が過ぎ……ようやく正月気分が抜けて来たと思います。寒がりの私は早く春が来ることを楽しみに毎日を過ごしています。

今回書かせてもらう記事は、私が携わっているイラスト作成の仕事に必要な物「デジタルカメラ」について書きます。何故仕事に必要かを説明する前に、簡単に「デジタルカメラ」について説明をさせていただきます。「デジタルカメラ」と言っても多くのメーカー様から発売されており、多種多様なタイプがありますが、ここでは大きく、一眼レフタイプ、コンパクトタイプの2種類で分けさせてもらいます。

一眼レフタイプの機種は、レンズ交換が可能であり、撮影シーンに対してレンズを交換することでそのシーンにあった撮影が可能なタイプになります。コンパクトタイプは、一眼レフタイプのようにレンズ交換は出来ませんが、小型に作られており、持ち運びに便利であり見た目なども多くの種類があり、性能、機能などは違いますが、2種類とも幅広い年代の方に使用されています。

従来の「フィルムカメラ」との違う点は多くありますが、私個人の考えでは大きく違う点は、撮影した写真がその場で確認出来ることではないでしょうか。「フィルムカメラ」は撮影した写真を確認するために現像という作業が必要でしたが、「デジタルカメラ」は撮影し、液晶モニターで確認ができ、撮り直しや、削除も出来ます。写真を印刷することも容易にでき、写真をデータとして撮影しますので、パソコン等に保存することが出来るようになり、パソコン上のソフトを使用し加工することや、データの受け渡しが可能になりました。

「デジタルカメラ」について簡単な説明が終わった所で、何故仕事に必要かを説明します。私達は、写真に携わるような仕事をしている訳ではありません。ですが、取引先のお客様、メーカー様からイラスト作成のご依頼を受注した時に使用します。イラスト作成をする為には、実際の物を撮影した写真、図面等が必要になります。全くの想像で書く事は不可能に近いものがあり、見た事もない物をイラストにすることは出来ません。

そんな時に、必需品となっているのが「デジタルカメラ」です。ご依頼をされた会社様にお伺いし、実物を撮影させてもらいイラストを作成します。お客様が撮影された写真データを受け取りイラスト作成する場合もあります。大きな物など持ち運びが出来ない物、機密情報のためデータの受け渡しが出来ない場合など、このようなケースの時に「デジタルカメラ」が必要になります。

データの受け渡しが可能になったことで遠方のお客様からのご依頼で私達がお伺い出来ない場合も受注することができ、「デジタルカメラ」の普及により、イラスト作成以外にも多くの仕事に活かすことが可能になりました。現在私が携わっている仕事には「カメラ」が必需品であり、仕事を進行するためにも欠かせない物になっています。

今後は、業務だけではなく、必需品だからこそ「カメラ」の知識も高め、どのような角度で、どのような構図で撮影すべきかを理解した上で、行動に移し、それをイラストに活かせるように頑張って行きたいと思います。

2010年1月22日
制作部1課 岩見KENJI