履歴書の価値:川内カツシ

先日の「履歴書は手書きかPCか」論争の元記事を読んでみました。

履歴書が手書きの奴は採用候補に入れたくない

私はですね、履歴書は絶対手書きだと思っていました。
ウチみたいな小さな会社でも入社したいと言う熱い思いが見て取れる文面。それもチャラ字は速攻アウトで、下手でも丁寧に書いてあり、筆圧とか有れば尚良し!みたいな。なんなら郵送じゃなくて持ち込むくらいの気概がなきゃダメだみたいな。
でもね、ぶっちゃけ少数です。それに面接して見なきゃ分からないですけど、僅か30分くらいで人物的なところまで見切れるのかって言うと無理ですよね。
SPIテストも導入しましたがウチには向かないと判断してやめました。。。

試用期間の3か月間くらい猫被ろうと思えば出来ちゃうわけですよね?

で、結局半年、1年、仕事を通じて適性を見極めて適所に配置するって事になるんですが、何かのご縁が繋がって今が有るわけですから、余程じゃなきゃダメ出し(さよなら)はして来なかったです。

昨日の記事にも通じますが、弊社の業務は短期間で習得できる技術ではありませんから、3年5年10年と腰を据えてスキルを磨いて行かねばなりません。

自分から貪欲に学び、優れた技術を盗み、変化を求め続ける姿勢が自分を高みに置く術なのだと思うのです。

 

で、、、今は、PC推奨派です。

手書きは、

  • 癖が有って読み難い場合が有る
  • 様式の制約が有る
  • 証明写真を撮影して貼り付けなければならない
  • 郵送しなければならない
  • 面接しない場合は返却しなければならない

PCは、

  • 読み易い
  • 自分の裁量で作れる(職種柄デザインセンスを訴えられる)
  • デジカメで撮影して画像を張り付けてプリントアウトできる
  • 郵送しなければならない(メール添付の場合は無料)※
  • 面接しない場合は返却しなければならない

 

※個人情報保護の観点でいうと、サイトでエントリーする際は個人情報を除いた職務経歴と実績サンプルなどのPR資料を開示し、面接の際にPCで作成した履歴書を持参するというスタイルがスマートなように思います。
手書きで伝えたい思いや誠意は理解できますが、、、

エントリーシートには、
「あなたが働き始めてから今までのプロフェッショナルキャリアを教えてください」
「あなたが弊社に入社後からゴールまでをイメージしてください」という項目を入れておきたいと思う。

carrier 画像:istock

 

2015年4月24日
川内カツシ