TCシンポジウム2018京都開催リポートその1:グレート・オーキーン

初めまして。

今年の3月に入社いたしました沖と申します。主にIllustratorでDTPやイラストなどを描いています。

簡単な自己紹介ですが、入社する以前は「描く」という経験はほとんど無く、諸先輩方に教わり、そのほかXVLの使い方や実機取材に同行させていただくなどしております。ではどういった経験があるのかと申しますと、3Dデザインソフト、主に3dsMaxを中心に使いアニメーションやモデリング制作に取り組んでいました。
今も尚、その知識が役立つ事もあり嬉しく思っております。

さて本題に入りますが先日、TCシンポジウム2018京都開催に参加し、3件のプログラムを聴講して参りました。今回はそのレポートを書かせていただきたいと思います。

  1. 【基本確認シリーズ】クイックスタートガイド制作におけるInDesign CC使いこなし講座
    Adobe In Designというソフトでどのようなことができるのかを学びました。また、作るものによってはAdobe Illustratorより効率よく作業が進められ雑誌や書籍なども作れ、自分はIn Designというソフトを使ったことがない身でしたが使い勝手がIllustratorと似ていたため参考になりました。
  2. 工事説明書制作におけるAdobe Illustrator CC使いこなし講座
    知っておくと便利な事、作業ペースが速くなる講座などがありましたが特に印象的だったのが既存のCADデータを利用して、デザインを作成するという。IllustratorにCADのデータを持ってくる際、文字化けやCADデータのイラストの線が切断されてしまうなど、それらを修復・防ぐためにCADデータのコンバート、株式会社ベビーユニバース様のEXDXF-Pro4。このコンバートを使うことによりIllustrator内でデータを読み込むと文字化けを防ぐという。そのほかイラストの線が切断されたときは連結ツールを使うと自動的に他の線と繋げてくれるというツール、この二つが特に参考になりました。
  3. TCカフェ2018~産業機器マニュアル編~
    最初に15分間、名刺交換タイムを設けました。そして次に各企業の社員が5人でグループを組みこれからの産業機器マニュアルはどうあるべきか、自社の仕事の流れ、お客様からクレームが来たときはどうしているか、自社で一番困っていることなどの話し合いをしました。ただ、自分以外の方々は社会の先輩としての方々が多かったので自分目線、何を言っているのかもよく分からずじまいでした。
    しかし勉強になることもあり、産業機器マニュアルにおいて書き方やレイアウトはどうしているかなど聞き、各企業によって当然書き方などがバラバラですがその部分も参考になり、なによりお客様に分かりやすいマニュアルを日々追い求めていることが分かりました。
弊社テクニカルイラスト作成サンプル

2018年10月12日
第2制作部 テクニカルドキュメントグループ
沖 知哉

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