主観よりも客観:川内カツシ

今朝のFBに流れていた記事で目に留まったので_。

 

伸びていく若手には「5つの共通項」がある!

  1. 「知識」より「学ぶ能力」を重視している
  2. 「上司」より「顧客」を重視している
  3. 「主観」より「客観」を重視している
  4. 「自分の知恵」より「集団の知恵」を重視している
  5. 体力がある

ピックアップされた5項目は若手に限った事では無くて、全てのスタッフに求められる事ですね。
これが備わっていないと仕事がうまく回らないし、職場の空気が停滞してしまいます。

5つの内で最も重要と考えるのはどれか?と問われても選択できない程に必須だと思いますが、敢えて選べと言われれば・・・

3.「主観」より「客観」を重視している

という事になります。

http://bossfight.co/

我々テクニカルコミュニケーターにとっては最重要項目だと考えているからです。

自分の思い込みでは無く、ユーザーにとってどうなのか?お客様から見てどう映っているのか? ここが霞んでしまうと良い仕事に繋がりません。

 

また、ディレクションするポジションにつこうとする中堅スタッフにも、少なくともこの5項目が備わっている事が望まれると思います。

 

以前、取引先の尊敬する方が仰っていた言葉を思い出します。

「僕はね、35歳までに完璧なディレクションが出来るように育てます。言い換えると出来てない人はその先もずっとイチ作業者であるという事です。」

その方に育てられた方は各分野で活躍されていて、事情が有って組織を去った方から今も指導を仰ぎに来られるとか。素晴らしいです。

 

私は若手を育てると言うよりか、自分も成長させて貰っている感じです。子育てと同じ。

若手から学んだり気付いたりすることも少なくありませんし、エネルギーを貰えますから。ただ、ジェネレーションギャップと言うやつに悩まされる事も有ります (^^;)

 

 

私に多大な影響を及ぼしてくださる何人かの方に共通しているのは、仕事を楽しんでらっしゃるんです。そしてプライベートでも全力で家族と向き合い、全力で遊ぶ。

少し前にツイートで引用した記事【楽しく仕事して楽しく生きるためには】に書かれているタイプの方ですね。

楽しいから色んな事にチャレンジしたくなり、一つの目標をクリアしてもすぐ次の目標を立て、今を維持するのではなくその為に変化を求める。

 

 

話が逸れましたが「伸びて行く若手」に備わっている項目の「客観」は、自分に良い影響を及ぼしてくれる人を見付けたり、「学ぶ」事にも繋がるのだと思います。

2015年9月9日
企画営業部
川内カツシ