マインドフルネスで生産性を向上させる:北野雅大

少し前に注目されたマインドフルネスをご存知でしょうか。

起源は禅の瞑想ですが、医学分野を経てビジネス分野でも活用が広まっています。

グーグル、インテル、フェイスブック、ナイキ・・・、アメリカの最先端企業のカリキュラムに取り入れられ、逆輸入の形で日本でも実践者が増えているそうです。

マインドフルネスでは、瞑想によって「いまここ」に集中させていきます。

そのために必要となるのが、姿勢を正す「調身」、呼吸を整える「調息」、注意をコントロールする「調心」です。

肩の力を抜いて姿勢を正し、5秒ぐらいかけて鼻から息を吸い、2~2倍の時間をかけてゆっくり吐き出し、呼吸に注意を向けるというのが基本的な実践方法です。

※瞑想する姿が美しいです(タイプかも)

 

実践することで、集中力、記憶力、意思決定といった認知機能が高まり、そのために仕事のパフォーマンスが向上すると考えられています。

また、呼吸には人間の感情にさまざまな影響を与えます。例えば、イライラしたとき、ゆっくり呼吸をすれば気持ちが落ち着きます。日常生活でもその効果は期待できます。

脳科学で解明が進みつつあるこのマインドフルネスをぜひ生活に取り入れてみたいものです。

 

ただし、実践するTPOを間違えると、居眠りしていると思われる可能性は少なくありません。

 

2017年2月6日
西宮分室 編集課
北野雅弘

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