界面活性剤の発展について:南畑TSUTAYA

生活の基本である衣食住で『衣』に洗濯、『食』には炊事、『住』には掃除とあります。

これらの事を行うのに欠かせないのが、「洗剤」。 これらに大きく共通した存在があります。。。それが


それが「界面活性剤」。界面活性剤は分子の中にある親水性と呼称する水の部分と親油性と呼称する油の部分を繋ぎあわせた物質なのです。

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物質のイメージは小さな磁石みたいな形をしているそうです。

通常、水の成分と油の部分は決して混ざることない物質同士ですが液体の一方を極小の滴に変えて分離する現象を無効としているのです。

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この画像から皮膚に取りついた汚れの物質に親水性か新油性をにくっ付き、汚れの物質を脱離させると同時に皮膚にも取りつき汚れの物質が再付着しないように薄い膜の様なものが張られます。

そして、水などで洗い流せば親水性が溶けて膜がなくなります。

この技術を「乳化」と呼ばれており、油汚れなどを洗い落とすことができるのです。

洗剤以外にもマヨネーズ、ホイップクリーム、アイスクリームと食品に乳液やクレンジングクリームなどの化粧品のように今の時代には基本的な存在で利用されております。

最初に作られた界面活性剤は1917年ドイツで石炭から合成されたアルキルナフタリンスルホン酸塩という名称でナフタリンという防虫剤として使われた物質に濃硫酸を組み合わせて作られたもの、これが世界初の合成洗剤となりました。

しかし、このアルキルナフタリンスルホン酸塩は、洗浄力があまりなく世界大戦での物資不足の影響も関わり終戦後からは、使用しなくなりました。

日本が本格的に洗剤を導入したのは1937年、ドイツの技術を輸入して、高級アルコール系中性洗剤「モノゲン」を発売し急速な普及をさせましたが、洗剤自体に多数な問題を抱えており、特に下水処理で泡立ちが原因で処理が困難なった事で社会問題になるほどの事態となりました。

それから、洗剤の改良が行われ続け、1950年代中頃に高級アルコール系のシャンプーが登場。

1959年には台所用洗剤が発売され、1960年代に入ると住居用洗剤も発売されました。

当初は粉末でしたが、後に液体洗剤になりが発売されました。

当時は寄生虫などの問題で食器だけでなく野菜や果物も洗剤を使って洗う習慣があったそうです。

現在には様々なものに対応した洗剤が多く作られ家庭の流れを支えている界面活性剤。

別方向から見ると人体に毒、環境問題と言葉だけだとマイナスなイメージが多数ありますが、時代と共に化学物質の安全対策を開発・発展しています。

今の生活には当然な存在である界面活性剤ですが、歴史や発展の流れを調べる事で、改めてその身の回りにある理を感じました。

 

てか、何で僕のお題が「洗剤」なのか全く理解できません。
今回はブログバトンの前走者からお題を頂く形なのですが、ハッピー☆上田さんに何故「洗剤」を選んだのか聞いても「サンポールやから」と意味不明な事を言うのです。。。

次回のブログバトンではハッピー☆上田さんにパンチの効いたお題を出したいと思います。

 

2015年5月7日
パーツリスト担当
バラしのタツこと南畑TSUTAYA