道路地図の製作・制作では、利用目的や掲載範囲に応じて必要な情報を整理し、正確さと分かりやすさを両立させることが重要です。
この記事では、打ち合わせから仕様作成、地図データの取り込み、地図作成まで、テクノアートが道路地図を制作する際の基本的な流れを紹介します。
道路地図の制作工程
- 打ち合わせ
まず、地図を使用する目的、掲載する媒体、対象となる利用者、掲載範囲などを確認します。案内図、道路地図、観光地図など、用途によって必要な情報や見せ方は異なるため、どの情報を重視するかを整理し、制作に必要な資料や地図データを確認します。 - 仕様書作成
打ち合わせで確認した内容をもとに、地図の掲載範囲、縮尺、掲載する道路・施設・地名、文字や記号の表現方法などを整理し、制作仕様をまとめます。地図は情報量が多すぎると見づらくなり、少なすぎると必要な情報が伝わりません。そのため、利用目的に合わせて掲載情報の優先順位を決め、制作時の基準を明確にします。 - 地図データの準備
地図制作の基礎となるデータを準備します。現在は、国土地理院などが提供する数値地図やGISデータを利用するほか、お客様から支給された地図データを活用して制作するケースが中心です。使用するデータの内容や形式を確認し、制作する地図の目的、掲載範囲、縮尺などに合わせて必要な地理情報を整理します。 - 地図作成
仕様書と準備した地図データをもとに、目的に合わせて地図を制作します。地図に掲載できる情報量には限りがあるため、すべての地理情報をそのまま表示するのではなく、利用者に必要な道路、施設、地名などを選択し、縮尺や用途に応じて整理します。重要な情報を強調したり、道路や文字、記号の表現を調整したりしながら、正確さと見やすさを両立させます。案内図や道路地図では、利用者が現在地や目的地、移動経路を直感的に把握できることも重要です。テクノアートでは、地図制作とテクニカルイラスト制作で培った情報整理・視覚表現のノウハウを活かして、目的に応じた分かりやすい地図づくりを行っています。

イラストマップの制作工程
- 打ち合わせ
まず、イラストマップを使用する目的、掲載する媒体、対象となる利用者、掲載範囲などを確認します。観光案内、施設案内、地域紹介など、用途によって必要な情報や見せ方は異なるため、どの施設やランドマークを目立たせるか、どの程度デフォルメするかなど、表現の方向性も整理します。 - 資料・地理情報の収集
イラストマップの制作に必要な地理情報や資料を準備します。国土地理院などが提供する数値地図・GISデータを利用するほか、お客様から支給された地図データや施設情報、写真なども活用します。観光施設やランドマークなどをイラストで表現する場合は、必要に応じて写真や各種資料から建物の形状や特徴を確認します。制作する地図の目的や掲載範囲に合わせて、必要な情報を選択・整理します。 - 仕様書作成
打ち合わせで確認した内容をもとに、掲載範囲、縮尺、掲載する道路・施設・地名、ランドマークの選定、イラスト表現の方向性などを整理し、制作仕様をまとめます。イラストマップでは、地理情報の正確さだけでなく、利用者に何を分かりやすく伝えるかが重要です。そのため、目立たせる施設や情報の優先順位、イラストと文字のバランスなども制作前に確認します。 - イラストマップ作成
収集した地理情報や写真、各種資料をもとに、目的に合わせてイラストマップを制作します。道路や施設、地名などの位置関係を踏まえながら、ランドマークとなる建物や観光施設などをイラストで表現し、利用者が目的地や周辺の特徴を把握しやすい構成に仕上げます。イラストを多く配置するだけでは地図として見づらくなるため、道路・文字・記号・イラストの大きさや配置、情報の優先順位を調整しながら、地図としての分かりやすさと視覚的な親しみやすさを両立させます。


道路地図やイラストマップの制作でも、重要なのは情報を正確に掲載するだけでなく、利用者が必要な情報を直感的に理解できるよう整理して表現することです。
テクノアートでは、地理情報やGISデータを活用しながら、地図制作とテクニカルイラスト制作で培った情報整理・視覚表現のノウハウを組み合わせ、用途に応じた分かりやすい地図づくりを行っています。
地図製作・地図制作の事例やノウハウについては、地図製作・地図制作カテゴリーでも紹介しています。
2026年8月24日 更新
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株式会社テクノアート
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