市区町村合併が再燃


市町村合併が増えています。

数年前の「平成の大合併」は記憶に新しいところです。
10年前から6年におよんだ平成の大合併では、
市町村の数は半分になり、日本地図を激変させました。

私が入社した2003年から2年間が合併のピークだったようで、
どの地図商品にも合併対応合併対応で大変だったのを思い出します。
対応モレが許されませんから、皆が神経を使っていました。

現在の市町村合併は、
2005年施行された「合併新法」に基づいて進められているようです。
以前のような財政支援措置がないので動きは鈍いようですが、
県に合併推進勧告の勧告権があることから、
新法の期限である今年度末までに多くて30ほどの合併が予定されます。

関西の動向を調べてみますと、

shiga_gappei_map

来年元旦に滋賀県の長浜市が周辺の6つの町を編入合併します。
タイガースのファンではないのですが、虎姫町が消えてしまうのは残念です。
好きな地名だったので・・・

こちらは可能性が低いかもしれませんが、
近江八幡市と安土町、河内長野市と千早赤阪村、新宮市と那智勝浦町が
合併を目指して動いています。
市町村合併には各地で反対意見も根強く、なかなか話が進まないことも多いようです。
個人的には安土町・千早赤阪村・那智勝浦町の名称が、地図から消えてしまうのも、
これまた寂しい気がします。

今回の合併は平成の大合併に比べれば非常に少ないですが、
地図の売上増になればと密かに期待しています。

2009年6月4日
地図編集部 宮本英幸

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*