世代の違いを感じるマネジメント

私が部下を持つなんて!

私は、今の職場で係長として仕事をしています。
今までいろいろ仕事をしてきましたが、役職が付いた仕事は初めてです。

私がこれまで就いて来た仕事は、与えられた業務を処理するだけの内容でしたが、今で
はお客様と業務上の調整、交渉を初め、業務の振り分け、売上管理、指導、本社への相
談・報告など、今まで経験した事のない業務を行なっています。

初めは係長としての管理業務にかなり戸惑いました。またスタッフをまとめると言う事
に、プレッシャーを感じる毎日でしたが、今はスタッフの協力も有り、とても良い職場
環境になっていると思います。

しかし、駆け出し係長の私はマネジメントにとても不安を抱いていて、今もマネジメン
トの奥深い意味と役割を勉強中です。

先日、私が通っている美容室に行き、私と同じ環境(女性・年齢もほぼ同じ・結婚して
いる)のチーフと話をしていて、スタッフをどう育てて行くかなどの話しをしました。

その話しの中で二人が日常業務の中で同じ事を感じていたと分かりました。
それは、今の若い世代の人達が、自分で考えて次の行動を起こす事が苦手だという事です。

作業を予定よりも早く終えたなら、周りの状況を見て他のスタッフの仕事を手伝ったり
上司に指示を仰ぎに行くなどの行動が求められます。私は今までの職場で、自分の作業
が終わると次の指示が出されるまで何もしないと言う人を何人か見て来ました。

美容室の若者もそうらしく、次の支持を出すまでただボーと立っているだけらしい…
だから上司がその若者達がボーとしないように指示をしなくてはならないようになる。
業務指示においても自分自身が納得できない指示だと動かないようです。

私の若い時代は上司や社長が白を黒と言っても、それに従うと言う悪しき?慣わしのよ

うなものが有りましたが、今は自分自身が納得してからアクションを起こすタイプが多
いようです。
「白を黒」と言う時代が正しいとは思わないですが、一つ一つすべてを説明し、納得さ
せないと行動しない今の時代もどうしたものかと思います。。。

美容室の彼女はマネージメントセミナーに行き勉強しているそうです。

私はセミナーには行っていませんが、幸いな事に私の周りには今までマネジメントを
実践して来られたた先輩方が、普段からいろいろとアドバイスをくださいます。また私な
りにマネジメントに関する本を読んで勉強しています。

昔は〜と言っている私も今の時代で生きて働いているのだから、今の時代に合うマネジ
メントをしっかり身に付けたいと思っています。

マネジメントって本当に奥深くて難しいですね(^_^;)

2009年1月30日
株式会社テクノアート
西宮分室 室長代理 W.S

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