アンガ―マネジメント:川内カツシ

先日、大阪府の委託事業の1つとして大阪共同企業体ウェルワークが主催する「アンガ―マネジメント入門講座」なるものを聴講して来ました。

 

アンガ―マネジメントとは1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(配分する)ための心理教育を言います。

日本で普及活動をしているのは一般社団法人日本アンガ―マネジメント教会で、今回の講師は協会公認ファシリテーターの島田妙子さんでした。


大なり小なり誰でも怒った事は有りますよね?

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今回のメンタルトレーニングで教わったのは、

怒る・イライラ=第2感情 である

と言う事です。

第1感情と言うのは、辛い、苦しい、悲しい、不安、苦しい、疲れた、寂しい、虚しい、無念、残念、嫉妬、羞恥、羨み、、、etc…。の事を指します。

これらが心のコップに満ち満ちた時、何かがトリガーとなって感情がコップから溢れる。

それが怒りの感情であり表現であると。

講師の方の話では、

怒る事がダメなのではなく、怒るものか、怒らないものか区別出来ていないことが問題である。

との事。

 

話を戻します。

怒りの感情の多くは自分で作ったのに、他人も同じだと思い込んでいる 、

ルール、モラル、通念など

です。

それは、、、、、、

「べき」

◯◯するべき

◯◯であるべき

どうでしょう?

この「べき」は少なくとも自分にとっての「べき」なんですよね。

「べき」=自分の理想と現実のギャップ

で、この「べき」が当てはまらず、自分の思い通りになら無い時、、、人はイライラや怒りと言う感情が生まれるのだと。

人それぞれ「べき」ってのは異なる筈なのに、みんな自分と同じだと思い込んでしまうんですね。

勿論、他人の「べき」を受け入れる事が出来て、何ら怒りの感情を抱か無い時もあります。

コンディションが良ければ…

先に書いた、第1の感情で心のコップが満ち満ちていなければと言う事ですね。

要するに怒りの感情をコントロールすると言うのは、第1の感情で満ち溢れ無いように互いに歩み寄ると言う事でしょうか。

ただし、互いに歩み寄る気持ちが持てる相手じゃないと、やっぱり難しいのかなぁとも思いました。

後から思えば、そんなに怒るほどの事でも無かったかなってのも有りました…σ(^_^;)
では、イライラや怒りの感情をどうマネジメントするのか?ポイントは3つ。

  1. 6秒ルール
    怒りの感情のピークって約6秒ほどなんだそうです。その6秒の間に、今自分が”イライラや怒りの感情を抱いているのだ”という事を自覚するための”おまじない”を口にする。
    それは何だって良いんです。「俺ってサイコー」「俺ってイケてる」「ダイジョウブ、ダイジョウブ」など。マネジメントしようと意識しているわけですから、その”おまじない”により、イライラ・怒りの感情を鎮めようとする筈です。
  2. 「べき」の境界線を広げる
    「べき」の許容範囲を広げると言うのは、自分と他人とで違うが”まぁ良いか”と許せる範囲を広げるという事ですね。
  3. 思い込みの分かれ道
    自分が「べき」と思い込んでいる事は変えられるか変えようがないか、重要かそれ程でもないかを分析してみましょう。その上で「怒るものか、怒らないものか」を区別しましょう。

 


 

最後に、重要な事を一つ。

怒りは連鎖する

という事を意識したいと思います。

怒りの感情は力の強い人から弱い人へ、立場の強い人から弱い人へと向かいます。まるで水が高いところから低いところへ流れるように、怒りの感情は行き先を探します。

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職場だけでなく、家庭においても同じことが言えますね。。。いつも機嫌が悪い親の元で育つ子は兄弟間や外で怒りの感情の行き場を探すのです。


結論

「べき」は往々にして言わなくても分かっている筈だと思い込んでいる事じゃありませんか?

でも多分、青手は分かって無いですし、そもそも「べき」とは思っていないのですから。
分かっていてシカトする人もいるでしょうけど…

やっぱり口に出してちゃんと伝えないと分かってもらえ無いし、自分と相手の「べき」を擦り合わせする事が第1の感情を抑制する事にもなるのでしょうね。

イライラや怒りの感情をストレートにぶつける人ってエネルギーの無駄遣いと、自分から人との関わりを遮断しているように思えてなりません。

自分も覚えがなくは無いので・・・随分心に響いた講義でした。

2015年7月12日
企画営業部
川内カツシ

 

伝える力:もも よしじ

ブログは続くよどこまでも。

ということで「伝える力」という大変に難しいお題を頂きました。

「伝える力」に極めて乏しい私には所詮は無理なお題ですから思いつくままに適当に書いてみることにします。

 

吉野 弘という詩人の作品に「夕焼け」というのがあって結構好きな詩のひとつなのですが、優しい娘とやさしい「としより」と群衆の悪意が鮮やかな夕日のなかにしっかりとしたイメージとなって伝わってきて、人によって感じ方は違うのでしょうが私にはなかなか切ない情景に映ります。

夕焼け:吉野 弘

いつものことだが

電車は満員だった。

そして

いつものことだが

若者と娘が腰をおろし

としよりが立っていた。

うつむいていた娘が立って

としよりに席をゆずった。

そそくさととしよりが坐った。

礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。

娘は坐った。

別のとしよりが娘の前に

横あいから押されてきた。

娘はうつむいた。

しかし又立って席を

そのとしよりにゆずった。

としよりは次の駅で礼を言って降りた。

娘は坐った。

二度あることは と言う通り

別のとしよりが娘の前に

押し出された。

可哀想に。

娘はうつむいて

そして今度は席を立たなかった。

次の駅も

次の駅も

下唇をギュッと噛んで

身体をこわばらせて−−−。

僕は電車を降りた。

固くなってうつむいて

娘はどこまで行ったろう。

やさしい心の持主は

いつでもどこでも

われにもあらず受難者となる。

何故って

やさしい心の持主は

他人のつらさを自分のつらさのように

感じるから。

やさしい心に責められながら

娘はどこまでゆけるだろう。

下唇を噛んで

つらい気持ちで

美しい夕焼けも見ないで。


 

さて、「伝える力」と言えばあの池上彰さんの本をイメージされる方が多いと思います。
41s7YrtfuuL._SX298_BO1,204,203,200_ 「伝える力」

私は読んだことがありませんしこれからも多分読まないと思いますので、本の内容については何も語れませんが、池上さんが時折テレビ番組でニュース解説をされているのを拝見して思うことを少し。。。

何故あの解説が分かり易いのか素人なりに考えてみるに、なるべく平易な言葉で順序良く一つの明確なイメージを抱かせるようにストーリー展開をしている。

つまり、解説というより演説に近いのではないか。

という感じ。

私は政治・経済に疎いのでその分野のことは分かりませんが、時折科学分野の解説をされる時によくそう思います。

世の中の大抵の物事には見る角度によりいろいろな解釈があったり、少なくとも注釈くらいは付けたくなるものばかりですが、それを付け加え始めると時間はかかりますし聞く側の描くイメージがどんどん濁ってしまうからだろうと思っています。


 

かつて「ワンフレーズポリティクス」というのがなかなか大きな成果を得たようで、歴代の政権からどこかの首長に至るまでいまだに愛用しています。
Junichiro_Koizumi_(cropped)_during_arrival_ceremony_on_South_Lawn_of_White_House 元内閣総理大臣 小泉純一郎

人は長い言葉を覚えるのは苦手ですが、短い強い言葉は鮮やかなイメージを喚起しますから記憶に残りますし、繰り返される度に知らず知らずのうちに固定されていきます。

多分、現代のマスメディアでもっとも多用されている「伝える力」ではないでしょうか。


 

ゴリラは通常1頭のオスと複数のメスと子供で構成された群れで暮らしています。
ハーレム型の群れですから人間と違ってオトナオスの気遣いは細やかで、メスにも子供にも万遍なく声を掛けてコミュニケーションを図っているそうです。
そんなオトナオスが時々使うコミュニケーションに「見つめる」というのがあるそうです。
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出典先:TOMORROW IS LIVED
あるゴリラの研究者によるとオトナオスと見つめ合うと、まるで瞳の中に吸い込まれてしまいそうで言葉なんか超越した「伝える力」があるのだそうです。

 


 

かつて東北人は一日に二言か三言で互いにコミュニケーションを図ることができていた、と漫才だったか落語だったかのネタにありました。

詩人型の「伝える力」がコピーライター型の「伝える力」に取って代わられた現代、「伝える力」の技術進歩とともに私たちは「受け取る力」を失っていくように思えてなりません。

 

2015年7月9日
地図制作部
もも よしじ
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通勤途中の風景:ひろっぴ

はじめまして。

はじめてブログに参加させていただきます。

ブログバトン前走者のYUK♪KOさんから通勤途中の風景というブログテーマをいただきました。

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私は自転車で20分程の通勤です。

家を出て保育所までは娘と二人でぺちゃくちゃおしゃべり。

そこから最寄駅までは、ご近所さんや幼稚園に行く友達親子に手を振り駆け抜けて、駅から会社までは、しらない人、だけども毎朝見かける人たちを確認しながらきます。

 

こう書いてみると、私の通勤途中の風景は人々が中心です。

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幼稚園が夏服になると「もう夏だな」と思い、傘を持っている人を見かけると「置き傘あったかな?」と考えたり。
いつもと違う場所ですれ違うと、「今日はどうしはったんかな?」と考えています。


私は、テクノアートでは主に電話取材を担当しています。

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地図に関する情報を入手するため、お会いしたことのない方に電話をし、お問い合わせさせて頂くのですが、電話の先で「本日担当者は出張で一日不在です」と言われると、朝駅前でみたスーツケースを持ったサラリーマンを思い出します。

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そうやってイメージ出来れば電話の先にいる人が「情報をくれる人」ではなく、色々な業務をされていて、その中で時間を割いて教えてくれているのだと、感謝の思いが生まれます。
その思いが言葉に乗り、相手先との対話がスムーズにいくように感じています。

 

かといって、上手くいくことばかりではありませんが、“電話の先に思いを馳せる”そういう気持ちは大切にしたいなと思います。

 

2015年7月6日
地図制作部 取材チーム
ひろっぴ

子供の頃に描いていた将来の自分:Y U K ♪ K O

ブログバトンの前走者から受け取ったテーマを見て、子供の頃に考えていたことを思い返してみたとき、パッと浮かんだのは小学校時代でした。

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入学してから卒業するまで六年あり、その間に思い描いていた将来や未来は、変化しながら沢山あったと思います。

しかし子供の頃に思い描いていた事や考えていた事は、いつでも思い出せそうな気がしていたのに、こうして改めて考えてみると意外に思い出せない部分が多いと感じました。

一人で将来について想像したり、教室で友だちと色々話したり…
そうした場面は浮かぶのですが、どんなことを考え、話していたのか…

忘れることがないように思っていたのに忘れてしまっている事に気付きましたが、将来や未来について考えたり、友だちと話しているその時は楽しい気持ちだったと思います。

私は、子供の頃から読書が好きでした。

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本を読むと様々な世界や考え、本の登場人物を通して様々な経験を知ることができます。

ファンタジー、国、時代、楽しい気持ちや緊張感、悩みや困り事とそれらを解決する方法など…

本の登場人物は様々な場所や世界で沢山の人と出会い、多種多様なな経験をしていました。

本を読みながらそうした世界や経験、気持ちについて知り、想像するのもとても楽しいです。

それだけでなく本の登場人物のように、自分も大人になったら旅行などをして色々な風景を見たり、人と出会い楽しい経験をしたい…と子供の頃に考えるようになりました。

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この世の中には自分の知らないことや見たことのない風景が沢山あり、それらを全て知ることはできないけれど、大人になっても本などを通じて色々なことを知りたいと思っていました。
そして実際に出かけて人と関わって楽しい経験をしたり、感動的な風景を沢山見たいと思うようになりました。
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GIRLY DROP

 

現在の仕事では、地図に関わる様々なことを日々知ることが出来ており、会社の方々からも色々な事を教えて頂いています。
それらは仕事をする時だけでなく休日を過ごす時にも役に立ったり、より良い時間を過ごす事に繋がっていると感じています。

これからも子供の頃に描いた将来のように色々なことを知り、人と関わって色々な風景を見て、人生を豊かで楽しいものにしていきたいと思っています。

 

2015年7月2日
地図制作部 編集グループ
Y U K ♪ K O

見積りに…されど見積り:川内カツシ

私共の様な制作請負会社における受発注の流れと致しまして次のように考えます。

  1. 案件の概要を伝え受注意思の確認
  2. 受注可否の意思表明
  3. 見積り依頼(材料提供、仕様提示)※1
  4. 事前見積提示※2
  5. 発注検討(稟議)
  6. 交渉(価格、条件、納期など)
  7. 見積り妥結
  8. 正式発注(発注書発行)
  9. 正式受注(請書発行)
  10. キックオフミーティング
    ・実作業
    ・校正
    ・納品
  11. 清算見積り提示
  12. 清算見積り妥結
  13. ご請求

※1 この場合の材料や仕様と言うのは、実際に制作する際に必要な材料と同等である必要が有ります。例えばイラストを描く際には写真から描くのか3DCADから描くのか、写真の場合は歪みが有るような素人写真なのか綺麗な商品写真なのか。3DCADの場合は全てのパーツが揃っているか、提供されるデータ形式は何かなどが必要です。何故なら材料が仮のものであったり(最初から仮の材料であることが提示して有ればOK)、仕様が決まっていない又は原稿が無い状況では、正確にお見積りが出来ないからです。

※2 材料と仕様と原稿(無い場合は参考となるモデルの取説など)などを元に、要求された納品物の制作にかかる制作費用をお見積りいたします。この見積もり作業と言うのはスキルを要します。提供された材料と仕様から掛かるであろう作業工数(作業時間)を見積るのは、経験が多い方がより実工数に近い数字を出せるからです。

故に、「ザックリいくらですか?」とか口頭レベルで「こんな感じの」ってのは困ります。まぁ出せなくはないのですが、気持ちの入らない見積りになってしまいます。私の経験から、そういう見積り依頼は大体次に繋がらないんですよね。。。例え見積りと言えども、やる以上は魂込めて出したいじゃないですか。 でも時々私の自己満足で、お客様はそれほど望んでいないのではないかと思える出来事が有ります。

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お久しぶりのお客様から電話が有り、
「お久しぶりです。○○です」
「お世話になっております。こちらこそすっかりご無沙汰してしまい恐縮です」
少々の世間話のあと、
「お見積りをお願いしたいのですが」
「はい、ありがとうございます。製品は何でしょうか」
「それはちょっとまだ・・・ゴニョゴニョ」 嫌な感じ・・・
「え?製品の情報が無いのですか?」
「ええ、今のところは・・・ゴニョゴニョ」 更に嫌な感じ・・・気を取り直して
「材料は何でしょうか」
「素人が撮った写真か3DCADです」
「3DCADのデータ形式は何ですか?」
「多分、指定すればどの形式でも出してくれます」  怪しい・・・
「仕様や原稿は揃っていますか?」
「いいえ、何も無いのですが、1点どのくらいかなぁと」 ほぼアウト・・・
「製品が何か分からない、材料が何かも分からない、仕様も原稿も無い状況でお見積りするのは難しいですよ」
「実はイラストを描き起こさずに写真をそのまま掲載しても良いかとも思っているんですが、それではマズいって事になったら幾らくらいかかるのかなぁと思いまして」
「すみません、素人が撮った写真と仰いましたよね?それと私共のイラストを天秤に掛けられるくらいなら、写真を掲載された方が宜しいんじゃないでしょうか?」
「そうですかぁ・・・でも大体で良いんですけど・・・あぁ、、、えぇ〜っと、お掃除ロボットとか有るじゃないですか?あんな感じと思ってください。」


頭痛がしてきました。(>_<)
早くこの時間の無駄の様な電話を切りたい。俺にはやるべき仕事が待っている。
確かに、勢いの有った当時は若干の仕事は流れていましたが、近年は飛ぶ鳥が落ちる勢いで激減し、ほぼほぼゼロ。それでも当時仲の良かったご担当の方とは今もお付き合いしております。。。

ココである人の言葉が蘇る。

「川内さん、学問は根性、仕事は義理人情ですよ!」

ですよね。。。お客様が適当な数字を望んでおられるのですから、せめてご要望通りお出ししましょう。

「1カット1,500円から36,000円でしょうか」
「割と幅がりますね。ありがとうございました」
「いいえ、また何かあればお声掛けください」と言って電話を切りました。

 

ごっつ疲れました。

勿論、、会話はべたべたの関西弁で終始しております^^


 

と、ここまでの会話はフィクションで御座います。

 

 

「学問は根性、仕事は義理人情!」

さ、頑張ろ!


 

私自身もお見積りをお願いする事が多いですから気を付けようと思います。
見積りを依頼した以上、受注の可否連絡も含めて心の通うやりとりを心がけます。
(出来て無かったら注意してね)

 

2015年7月1日
企画営業部
川内カツシ

コミュニケーション能力の伸ばし方:@MAYUYU

毎年、経団連が発行している『選考時に重視する要素』によると企業が学生に求める力、第1位は“コミュニケーション能力”だそうです。

なぜ、各企業はそれほどこの能力を重視するのでしょうか。

この能力の中でもビジネスシーンで求められるものは「交渉力」「折衡能力」「説得力」ですが健全な人間関係を構築できる人こそ、会社にとって利益をもたらす人となるからではないでしょうか。

しかし、この能力は一朝一夕で作られるものではありません。
時間をかけて、努力を重ねて身につくものです。
だからこそ企業はすでにこの能力を高めている人材を求めるのではないでしょうか。

interview iStock

そもそも“コミュニケーション能力”の優れている人とはどんな人なのでしょうか。

私は相手と気持ちよく“会話のキャッチボール”ができることだと思っています。

ここで大切なのは“お互いが“気持ちよく”ということです。

ただ自分の言いたいことを話すのではなく、相手の性格・気持ち・立場になって話の内容や言葉を選び、必要であれば会話の途中で軌道修正もしなければなりません。

そのためにはこちらから話すだけではなく、相手の話を“聴く”ことが重要です。
“聞く”ではなく、“聴く”でなければなりません。
それは相手の声や対応などから気持ちを推察することを必要とします。

自分の話したいことではなく、相手が興味を持つことや必要としている情報を話す。即ちコミュニケーション能力を高めることは共感力を高めることだと思います。

よく井戸端会議で、おばさま方がお互いの話も聞かずに自分の言いたいことだけを延々と喋りまくっている光景。
あれはコミュニケーションではありません。

言葉数は少なくても、お互いが相手の話や気持ちに耳を傾け心地よい時間の中でいろいろな情報を交換したり、関係を深めることこそが真のコミュニケーションではないでしょうか。

shake hands iStock

ちなみに・・・私は人見知りです。

でも、いつもそう見えないと言われます。
初対面の人にも話しかける私を見ていると、そう思えないのも仕方ありません。

でも、本当は知らない人と同じ空間にいることさえ苦手です。
待合室や、セミナーなどでピーンと空気が張り詰めていたら胃が痛くなってしまい、その空気に耐えられない私は自ら話しかけて、その空気を打ち砕くことにしています。

まず、

  1. 目を見て挨拶。
  2. そしてお天気など当たり障りがない話へ。

息が詰まるようだった空気がふんわりと崩れて、少し柔らかい空間に変わる。
そうなるように、相手の言葉を聴いて、対応を観察して相手に負担をかけないように、コミュニケーションを取るよう心がけています。

せっかく人として生まれてきたのだから、言葉を遣って心の交流をはかり、自分だけでなく周囲の人がいつも笑顔で、お互いを思い遣ることができたら素晴らしいのになぁ
と思っています。

『コミュニケーション能力』とは、

゛完成することはなく何処までも伸ばすことの出来る能力“なのだと思います。

 

あらあらかしこ_。

2015年6月29日
西宮分室 パーツカタログ編集
@MAYUYU

快適な環境のつくりかた:五十嵐2時50分

こんにちわ。非常に苦手なブログ作成に過呼吸寸前の五十嵐2時50分です。
ega プリ画像

igarashi01 江頭2:50さん Twitter
「ドーーーーン!!」

ちなみにこれは私ではありませんが、似たようなもんです。(すいません、クィックMASAMIの出だしをパクりました。確信犯です。)

あとブログネームですが変更可能でしたが…、ちょっと個人的に気にいってしまい変更できませんでした。。

 

こんな調子で最後まで書いていきたいところですが今回の本題に入ろうかと思います。

ブログバトン前走者MAPNABさんから【快適な環境のつくりかた】のお題をもらいましたので個人的な意見をグイグイ書いていこうと思います。

 

快適な環境というわけですが職場環境の快適な過ごし方を一番に連想しましたので【快適な職場環境の作り方】を書いてみたいと思います。

 

大事な仕事を効率よく進めていくためには色々な環境を整えていかないといけないと思います。

 

個人的ですが、そのために必須となるのが<室内温度>でしょうね。これから真夏を迎えるわけですが、朝から晩までパソコンに向かい作業するうえでこの室温は確実に仕事の効率を左右します。

暑すぎるとやっぱり頭の回転率に支障は出ますし室温関係の環境はかなり大事になりますよね。だからといってECOが叫ばれている今の世の中で冷房をガンガンかけるわけにもいかないですし、個人個人で首元に貼るクールシートなどを使用しなりして少しでも和らぐようにしていくしかないでしょうが…。

あともう一つ、職場環境を快適にするためには人間関係。これも、もちろん必須ですよね。

職場の人間関係一つで本当にすべてが変わります。同じものをつくりあげるために共に作業しなければならない。 そんな中でまともな連携もとれずに作業すれば良いものも出来なければ、ものを作り上げることもできないかもしれないですしね。人と人との繋がりですから日々大切にし、効率よく仕事をこなすために快適な職場環境をつくるためにも必要不可欠なものになると思います。

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そんなことが快適な職場環境を作り方になるのではないのでしょうか。

これから暑くなりますが熱中症に気を付けて今年の夏も乗りこえましょう( `ー´)ノ

 

 

2015年6月25日
西宮分室 パーツカタログ編集
五十嵐2時50分

日常生活におけるスキルアップのヒント:MAPNAB

今回のブログテーマは「日常生活におけるスキルアップのヒント」です。

業務のスキルアップというとストレートに専門の学術書を読んだり、ネットで調べ物したりするなど様々な方法がありますが、日常生活の中というか仕事に関連して重要なものとして基本は 挨拶】 かなと思っています。

仕事の発注、受注そして納品や検品など、仕事を進めていく上で色々な人と、あーでもないこーでもない、そうですね、いや難しいかな、など話し合いを重ねると思います。

その際にまずは挨拶から始めるのではないでしょうか。

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挨拶するのはそんなに難しいことではありません。

 

どちらかと言えば簡単な事ですが、社会生活ではとても大事なことです。

 

挨拶を交わすと仕事のリズムが生まれますし、単純に気持ちよく感じます。

 

挨拶にもTPOに合わせて色々あります。

 

ぱっと思いつくのは、゛おはようからおやすみまで〜゛の某会社のキャッチコピーや、゛まいどぼちぼちでんな゛などベタなものまで多種多様です。

 

最近某携帯会社からロボットが発売されて話題になっていますが、おそらく最初にプログラムした言葉は色々な挨拶のはずです。

 

全く理系の能力がないので完全憶測ですが、最初の単語はHelloではないでしょうか。

僕がちょうどガンダム世代なので勝手にそう思っているだけですが、二番目は「ア●ロ元気か」だったらかなり面白いですが。。。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=TKLGtby4OmQ[/youtube]

劇場版ガンダム予告編 機動戦士ガンダム?
歌:「砂の十字架」やしきたかじん

 

 

以前姪っ子とよく遊びに行く公園で、幼稚園の年少組ぐらいの子がいきなり寄ってきて、大きな声でこんにちわと声をかけてきて、ちょっとびっくりしたことがあります。

あ、どうもこんにちわと小さく返しましたが、立場がまるっきり逆でした。

小さいのにハキハキして立派だな、どこに行っても大丈夫だなと自分の子供でも何でもない(というか全然知らない子)ですが感じました。

 

今更ですが改めて挨拶する大事さを考えてみました。

それでは、さようなら。

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2015年6月22日
地図制作部 情報処理グループ
MAPNAB

新製品と業務の変化:クィックMASAMI

真面目なテーマが続いて酸欠気味なクィックMASAMIです。
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因みにこれは僕じゃありません。  iStockphoto

 

ブログバトン前走者のマグナム★KENJIさんから受け取ったテーマ「新製品と業務の変化」について書かせて頂きます。

 

スマートフォンを操作していると昔の事を思い出し、世の中変わったなと思います。

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10年前まではスマートフォン(以下スマホ)がここまで普及するとは思いもしませんでした。

  • 最初はボタンをダイレクトに触れないから操作しにくい。
  • 液晶がむき出しだから傷が付いたら嫌だ。
  • ポケットの中で勝手に電話がかかってしまう。。。etc.

ネガティブなイメージばかり目立ち私は手を出さずにいました。

 

しかし私の周りからもスマホユーザーが増えていくにつれ、それに流されるように購入しました。

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私はスマホを使用して初めてその良さを実感しました。

 

この流れは仕事においては致命的です。

  1. 今までの業務やソフトを継続して使用
  2. 新しいソフトやコンテンツに見向きもしない
  3. 他社が導入
  4. 仕事流出
  5. 自社後追いで導入

これは悪い流れだと思います。

そうならないために新製品や新バージョンなどは一度使って熟考し判断すべきだと考えます。

 

新しいものに対応するにはエネルギーが必要だと思います。

  • 機能を調べる
  • 操作に慣れる
  • お金がかかる

など。また似たような新商品が同時期に世に出た時に、どちらがより普及するのか判断する目利きも必要になってきます。

そもそも普及するのかどうかなど。

しかしそれはネットの評価だけ見ても正しいとは限りません。

スマホアプリ、操作されるランキング

結局使ってみないとわからないのです。

 

 

 

以上から新しい商品に興味を持つことは業務傾向を読むことに間接的に繋がっていると思います。

 

周囲に無駄だと言われようがバカにされようが新しいモノに飛び込んでいく。

そんな人に私はなりたい。

 

さて○pple Watch買ってみよ。

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2015年6月18日
テクニカルドキュメントグループ
クィックMASAMI

デザインセンスの培われ方:マグナムKENJI

今回、記事を書かせてもらうマグナムKENJIです。

ブログバトン前走者のハッピー上田さんからのテーマ「デザインセンスの培われ方」について書こうと思います。

 

正直、「デザインセンス」が私には全くありません。

昔から絵を描くことは好きでしたが、センスがあるかと言われれば答えに困ってしまうので今回は自分が携わっているテクニカルイラストでの「デザインセンスの培われ方」について考えてみたいと思います。

 

テクニカルイラストにもデザイン性は非常に重要です。

そもそもテクニカルイラストは普通のイラストと違い、技術資料などに使用されるため

「より分かりやすく」を目的に作図しています。

「より分かりやすい」=質の高いテクニカルイラストを描くためには、ある程度デザインセンスを求められます。

では、本題のテクニカルイラストにおいての「デザインセンスの培われ方」とは

 

それは、経験値だと思います。

 

デザインセンスと経験値では関係性がないと思われがちですが、テクニカルイラストでは経験値しか「デザインセンス」を培うことはできないと思います。

それはなぜか、図面から作図したケースで考えを述べたいと思います。


図面を読み解く理解力があればイラストを描くことはできますが、それだけではセンスがあるテクニカルイラストとは言えません。

図面通り、形状を詳細に描くことも必要ですが、

前述に述べたテクニカルイラストは「より分かりやすく」を目的に使用されるため、

イラストをより分かりやすくするように手法を施します。

手法を施して完成したものが質の高いテクニカルイラストとなります。

 

個人的な考えになるかもしれませんが、

テクニカルイラストにおいてのデザインセンスとは「より分かりやすく」、

より分かりやすくする手法=発想力とし、発想力を培うには経験値しかないと思います。

自分で考え、実践し、経験することで同じような表現方法で作図する際に活用できるようになり、結果的に「デザインセンスを培う」ことに繋がるのではないでしょうか。

 

下記はより分かりやすくする手法を施したイラストです。

ボルトに重点を置いて作図した場合と、重点を置いていないように作図したものを段階毎に作成しています。

右端ではボルトの外形しかありませんが、別部品を目立たせる手法として使用する場合もあります。

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下記はボルトの取り付けイメージを段階毎に作図しています。

何処の部分に重点を置くかがテクニカルイラストでは重要になります。

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今回は簡単な手法を説明しましたが、その他にも様々な手法があります。

冒頭でも述べた「デザインセンス」は全くありませんし、センスとかはある程度、個人差があり本人の努力だけでは難しいこともあるかもしれません。

ですが、テクニカルイラストにおいての「デザインセンス」は個人のセンスは関係ないと思っています。

自分の努力、経験で質の高いイラストが描ける所もテクニカルイラストの面白さの一つなのかもしれません。

2015年6月15日
テクニカルドキュメントグループ
マグナムKENJI

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