春一番 底打つ金融 変わり目に

相変わらず暗い経済ニュースと政界のアホなニューズが世の中を賑わせています。

1〜2ヶ月ほど前までは「メディアに踊らされ過ぎだよ」とか「周りが煽りすぎ」という
見方をしていた人達も徐々に『様子が違う』事に気付き始めたようです。
ん?何だかちょっと可笑しいぞ・・・みたいな。
私の周りにもそういった見方をしていた人がいましたが、今はすっかり大人しく
なられてしまいました。

円高、株安、上場企業の相次ぐ倒産、雇用削減、100年に一度の不景気、
未曾有の難局、といったマイナスイメージのワードに加えてGDP年率12.7%と言う
戦後ワースト2位の記録まで打ち立ててしまいました。

で、日本の舵取りをする政界はと言うと、漢字の読めない首相、政策分裂、アル中の
財務・金融相な〜んて話題が紙面を賑わすのだから、経済再建に本気で取り組んで
いるとは信じ難いものがある。
ここに来てようやく小泉さんが動き出した。このままじゃ、小沢・管・鳩山さん率いる
民主党に政権を奪われかねないという危機感からだろうか。 いっそ小泉さんと
小沢さんがくっついちまった方が面白いか。
選挙よりも経済の立て直しが急務という麻生首相に国民は本当に経済復興を
描くことができているだろうか・・・

製造業に元気がないと我々ドキュメント制作業界にも少なからず影響が出始めます。
開発時期の見直しやモデルチェンジの先お送り、紙に代わる新しいドキュメント
分野への取り組み凍結など・・・

とは言え、物を作らなければ売る物が無いわけですから、停滞こそすれども歩みを
進めなくてはなりません。
私たちに出来る事、、、しっかりと足元を固め、新分野への開発を推し進め、経済
復興に照準を合わせる事と認識しています。
春一番が経済復興を起こす風とならんことを祈る_如月大安。

2009年2月17日 企画営業部 川内雄史