カーナビも無料の時代が来た

Google 無料の音声ガイド付きカーナビをAndroid2.0に提供

ついに来たかという感想です。
既存のカーナビメーカーにとっては脅威を通り越してしまったのではないか。
世界中どこでもGPSが使えて3Gネットワークを結ぶ事が出来れば、マップの
データはリアルタイム更新が可能になる。
音声ガイド、音声サーチ、衛星写真、ストリートビュー、、、
想像しただけで鳥肌もんです。

携帯電話の小さい液晶画面を車載セットしたところで、見難いだけで操作性も
悪いのでは?と思ったら車載ソケットにセットした瞬間にアイコン等が大きくなり、
ドライバーが腕を伸ばした時にちょうど良いインターフェースにチェンジするらしい。

自動車メーカーはiPhoneを装着するソケットだけ別売する、なんて形態に
するのだろうか。

米国のみの販売設定だが日本国内での販売も時間の問題だ。

日本と言うワードで気になるのがナショナルフラッグキャリア、日本航空の
再建だ。 結局、税金使って経営再建を目指すって事のようだ。

日航は公的機関の企業再生支援機構を活用し、事実上の政府管理下で経営
再建を目指すことを決めた。

企業年金の削減策にOBが猛反発しているらしいが、この期に及んで寝耳に水
とはこの事だ。半官半民のぬるま湯体制にドップリと浸かり、その恩恵を受けて来た
そのツケを払う時が来ただけの事。 グッドタイミングで御巣鷹山事故を取り上げた
山崎豊子原作「沈まぬ太陽」が公開される事で、企業年金削減策も後押しされる
事を願いたい。 ぬるい体制と言う背景が事故を招いた事を如実に描かれた
原作を読み、その後の安全対策や経営面での改善がなされている事を祈って
いた読者も多いのではないか。 日本の空路の約6割を日航機が飛ぶ事を考えると
はいそうですかと言って簡単に経営破たんさせるわけにもいかないのだから、
名誉と責任の自覚を意識して欲しいものだ。

2009年10月30日
企画営業部 川内カツシ