救援物資搬送中:川内カツシ

昨日は会社の指定休日だったが、抱えている案件でどうしても打ち合わせが必要と判断し急遽自宅の有る兵庫県川西市から山口県の下関へ車を走らせた。

身体だけなら飛行機で行けば良いのだが、検証のために大きな製品3台持っていく必要が有った為に長駆山口県下関までのドライブとなった。

 

往復1000kmチョイの日帰り車出張。。。

 

行きはヨイヨイ帰りは怖い。

 

背中は畳のように、首と肩は重く凝り固まった。

 

しかし、道中で私の車を追い越して行った貨物トラックに貼りつけられた文字を見て、自分の身体の凝りを苦痛と感じた己を恥じ、そのトラックの行き先で待つ人たちの事を想って涙が滲んだ。

 

【救援物資搬送中】

 

確か広島とか岡山辺りで追い越して行った筈だから、そこから1000km以上走る事になる。

 

どうか無事に被災地へ救援物資と皆の想いを届けてくれていますよう心からお祈りしております。。。
新聞やテレビなどのメディアでは知らされない事実が沢山埋もれているように思えるのは、私たちがそれらのメディアからの発信以外にインターネット、ツイッター、フェイスブックなどのソーシャルメディアを通じて情報を得ているからである。

情報弱者という言葉は情報にアクセスする手段が無かったり、使いこなすことが困難である人の事を指すらしい。

 

しかしテレビニュースや、新聞、ネットニュースなどの情報がもたらす影響が依然として小さくないのであれば、ソーシャルメディアから情報を得る我々もまた情報弱者と言う見方もできるのではないか。
取材し、発信する側の人にはその影響力の大きさから、責務の重大さを今一度見直して欲しいと思う。
2011年3月22日
企画営業部 川内カツシ