社章とは何ぞや。。。そもそも必要なのか

我が社には素晴らしい「社章」が制定されました。

社章は企業の象徴であり、私たちの一員としての自覚を高め、誇りと自信を持つためのシンボルだと考えます。

しかし、大手の上場企業でなければ、小規模な中小企業では社章に対する意識が違ってくるようです。(幸い、我が社にはそのような人はいませんが)多くの社員は、「大手でないのに恥ずかしい」とか、「名刺で自己紹介できるから不要」といった意見を持っています。

不思議なことに、それでもなおその企業で働き続けているのです。私は不思議に思います。もし自分が勤める企業の理念を理解し、誇りと自信を持てないのなら、社章を返して辞めると言う選択も有るでしょう。社章に否定的な意見を目にするたびに、悲しい気持ちになってしまいます。

しかし、私は我が社の社章の力と意義を信じています。それが私たちの一員としての誇りと自信を深めると確信しています。

さて、その『社章』の完成披露です。

テクノアート 社章

鏡を見て、、、社章が有るだけで品の悪そうな顔が凛々しく見えます。今回、社長に社章を作れと命じられた時は興奮して体温が1度上がりました。

頑張ってスタッフ全員で社章の価値を向上させていきたいと思っています。

この記事を書いている最中に別のクライアントから電話がかかってきました。現在進行中の製品マニュアルのスケジュールの変更連絡である。どうやら開発が遅れていて発売が最大4カ月ほど後ろへずれるらしい…
まぁ、その分時間をかけて精度を高められるので良しとしよう。
問題は制作コストの予算を確保出来るのか否か不安だ…。

『襟元に・・・自信と誇り・・・輝かせ』

2009年7月28日


テクニカルイラスト | CG | WEB開発
マニュアル制作 | 地図編集
株式会社テクノアート
大阪府 池田市

ブックカバー、、、されどブックカバー

またもや活字を欲するベクトルが急激な右肩上がりを形成し始めた。

通勤電車の中でも夢中に読み進む。
しかし完全に頭から仕事の事が抜け出ないまま読んでいると、時々
本の内容をスルーして会社の事を考えていたりする。目は単に文字の
形をトレースしているだけとなる。
どうやって新規開拓をすすめるのか、優秀な部下の活躍する案件を
確保する営業戦略は?などを考えつつページをめくってしまう。
・・・!・・・ 今この瞬間も出来る事が有ることに気付く。
で、思いついたのがブックカバーを営業ツールにするってこと。

ちょっと遠慮気味だがまずは手始めって事で昨日の帰りから
さり気に車内で本を開く。 この事実を知っているのは私だけで
乗り合わせた人たちにとっては全く関係の無い事なのだが、
私にとっては何気にドキドキしながら反応を伺う。
思った通り、何人かの方が興味深げに私が手にする本を凝視
している。 密かに期待していたのだが、さすがに片目を閉じる
人は居なかった。

独りよがりでは有る事は百も承知、成果云々よりもモチベーション
が上がるので良しとしよう。

で、読んでいるのはホリエモンこと堀江貴文氏が書いた『堀江本』
である。 この本が出版されたのは5年近く前になるが、内容は
色あせていないと感じる。 どうして旬を外したのかというと、
恥ずかしながら私の意固地な性格に起因している。
年齢も社会経験も少ないホリエモンとやらが書いた本なんぞ読めるか!
という根拠のない反発心と言うか天の邪鬼な部分が邪魔をしたのだ。

約3分の1ほど読み進んだところで、「人間素直が一番やな」、
と今更ながら悔いてしまった。 斜に構えず、まずは正面から
物事を見て受け入れる事が成長の第一歩であると。。。。もう、
何度となく改めている筈なのに(汗)

今年は蝉の鳴き声が遠いなぁ、、、そんな事を通勤時に会社までの
道すがら思っていた。 景色がいつもよりスッキリして見えた。
わさわさとハート形の葉を付けていた街路樹の多くが根元から
伐採されていた事に気付く。なんと思いきった事を、、、やはり
車道にはみ出した枝葉が邪魔になるのだろうか???
そう思って、その日弊社へ打ち合わせでお越し頂いていた岩崎様に
お聞きした。 岩崎様は株式会社ジンブン21都市計画地図
編集をされている。

都市は多くの人が住み、働き、学び、憩い楽しむところです。
したがって、そこに住み、活動する人々の意向が反映され、
安全で快適且つ機能的であることが求められます。
都市計画は、このような都市づくりを計画的に誘導し、秩序
ある整備を図り、人々の健康で文化的な生活と機能的な活動を
確保するために、土地の合理的な利用や都市の根幹となる施設、
秩序ある市街地づくりを総合的に計画し効果的に実現するため
の制度です。

これはジンブン21のWEBサイトに掲載されている都市計画地図
の概念である。

話がブレてしまったが岩崎様はプライベートの活動で兵庫きのこ
研究会
に籍を置きご活躍で有る。氏によると、街路樹が伐採され
たのは、恐らく樹木の内部が腐食していたからだろうとのこと。
内部が腐食すると強度が落ちて何れ倒木し、人や車、建物などに
被害が及ぶ可能性が有るので、早めに伐採したのだろうと。
なぜそれが分かるのかという問いに氏はこう答えた。
『少し前から街路樹にきのこの植生が目立っていましたから。』
きのこが植生するという事は内部が菌に侵されて腐食が進んでいる
という根拠となるらしい。私はきのこに精通した氏の論説を全面
的に受け入れて納得した。

伐採された街路樹の根元には今年蝉が抜け出した穴が幾つも
空いていた。 二度と帰ることのない主を送り出した大地の一部は
次の生命を育むまでには少し時間が必要である。

2009年7月27日

企画営業部 川内カツシ